自由な働き方を求めて|退職・副業で人生を変えた元会社員の記録

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「仕事が嫌いなわけじゃない。でも、このままでいいのか?」

数年前、毎日のようにそう感じながら働いていた自分がいました。

職場の人間関係に気を遣い、増えていく業務を淡々とこなし、

疲れて帰っては寝るだけの繰り返し。

“やりがい”を感じていたはずの仕事が、いつの間にか心をすり減らす原因になっていたのです。


将来が怖くなりはじめた日々

物価は上がっているのに、給料は据え置き。

福利厚生は最低限。

何かあったとき、本当にこの会社が守ってくれるのだろうか?

そんな漠然とした不安が、毎日少しずつ心に積もっていきました。

「このまま10年働き続けたとして、何が残るんだろう?」

未来を想像するたびに、胸がざわつくようになりました。


とにかく動いた。でも、結果は出なかった

危機感だけはあった自分は、行動に移すのも早かったと思います。

YouTubeで「副業 おすすめ」と検索し、SNSで成功者の投稿を見まくる。

noteやブログを立ち上げ、クラウドワークスに登録。

とにかく「何かを変えたい」と、見よう見まねで副業に手を出しました。

でも現実は厳しかった。

noteを書いても反応はゼロ。

ブログは誰にも読まれない。

クラウドワークスでは、単価の安い案件にすら通らない。

「自分には才能がないのかも」

「やっぱり副業って、一部の人しか成功しないんだ…」

そんな思いが積み重なっていきました。


退職という決断

それでも、職場でのストレスも限界を超えていました。

もはや、働きながら副業を続ける気力もなく、

思い切って「退職届」を出しました。

もちろん、未来が開けたわけではありません。

むしろ、お先真っ暗でした。

でも、あのときの自分が本当に感じていたのは——

「このままじゃ、もう生きられない」

だったのだと思います。


今だからこそ言える「自分の人生を生きる」ということ

退職後、すぐにすべてがうまくいったわけではありません。

今でも収益は安定していないし、挑戦の途中です。

でも、“働き方”は大きく変わりました。

「今日は休もう」と思えば休める。

「今月はもっと頑張ろう」と思えば動ける。

時間も心も、他人に縛られない。

ようやく“自分の人生のハンドル”を、自分で握っている実感があります。


あの頃の自分へ

今思えば、あのときの一番のブレーキは「スキルのなさ」や「自信のなさ」ではなく、

**「最初の一歩が怖かった」**ことでした。

でも、その一歩を踏み出してくれた過去の自分には、今でも感謝しています。

行動してくれたから、今の自分がいる。

だからもし、この記事を読んでいる誰かが、あの頃の自分と同じように

「このままでいいのか?」と悩んでいるなら——

どうか伝えたいです。

本当に怖いのは、「動かないまま1年が過ぎること」かもしれません。


これはまだ“途中”の物語です。

でも、「自分の人生を生きたい」と願う人にとって、何かのヒントになれば嬉しいです。


 

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